いつでも、そこにいる




ただいつも
そこから照らして
輝いて
燃えている

与えるものは限りないが
それ以上近づいてくれる事はなく
手にすることは出来ない

決して刺激的でなく
快楽的でなく
絶対的で
そして
いつでも、裏切ることなく
いつでも、そこにいる


月も太陽も
ここに降りてきてはくれないが
私たちをおいて
どこかへ行っては
しまわない


安堵して生きている
それは愛から生まれゆく
心の平安は
いつでも愛から生まれゆく



月も太陽も
ここに降りてきてはくれないが
私たちは穏やかに
そこにあると
信じて生きる

自身が
愛とともにあると知る




あの娘は何も求めない
自らが与えることを
望むでもない

抱こうとする青年の手を止め
愛おしそうに抱きしめる
それが正しいかどうかは分からない


青年は誰も何も見えない心の中で
彷徨いながら生きてきた
月や太陽を見失ったまま生きてきた
神という愛も持たない

娘も信仰心はないが
心の中の神さまにお祈りする
青年が心の中の彩りを
思い出しますようにと

青年が青年としてここに来る前から
どこもかしこも
彩られていた

青年が青年としてここに来る前から
月も太陽も
いつでも、裏切ることなく
いつでも、そこにいた

どこもかしこも
愛で
満たされていた
いつも
満たされている


娘は心の中で
静かに神さまにお祈りする

あとはただ
いつも
ここにいたいと、願う

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by flowerof_sun | 2010-01-05 01:02 | ポツリ。  

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