全ては、 ここに。

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        《gregory colbert 「ashes and snow」 パンフレットより》





          お台場
          ノマディック美術館へ行ってきた。

          内容の説明を書くつもりはない。

          直感
          誘いの声を感じたら
          迷わず足を運んで欲しい。













          本当に様々な批評を受ける展示会だろうな。


          私からしたら
          CG・合成の有無だとか
          どれだけ作り込まれたものかだとか
          背景のビジネスの存在云々

          批判や疑問として浮かび上がるであろうもの全て
          たいした問題じゃない。





          ノマディック美術館自体が
          かなりの高価値な芸術。

          この存在に
          とても在り難く思う。


















          ここは
          私が今こうして PCをいじるこの世界は
          いつも 様々な物で溢れ
          絶え間なく 様々な音が聞こえ
          どこもが 様々な色で彩られてる。




          なのに

          私が今日体感した あの世界は
          ここにはない多くのものが
          大きなものが

          多分きっと
          全てが
          あそこにはあった。   そう 思った。









          砂漠
          海中
          湖水
          ジャングル
          寒々とした宮殿







          静謐さで包まれた世界



          子供は余りに子供らしくなく
          表情は僅か。


          それでも
          寂しさや虚しさという感情は感じられなかった。





          
          ”動物と人間の共生”

          けれど
          有りがちな微笑ましさではなく



          神秘的で
          リアリティに欠ける






          美が 際立つ。






          私には そう感じた。















           あそこには

           ”全て” あるように思えた。

           どうしてだろう。


















           やはり

           還ってゆくのか。






           全てを思い出した時

           元へと

           戻ってゆくのだろう。













            静寂の中に
            全ての音が聴こえてくる気さえした。


            セピアの世界に
            あらゆる色を見た気さえした。



            目を閉ざした少年
            優美に踊る女性
            物を言わない動物の目

            まるで適わない
            強さを持っている気がした。







            あれらが作りこまれた作品であろうがなかろうが
            そんなことよりも
            
            ただ感謝したいと思う。


            出会えた ”美” に
            ただ 喜びを感じる。












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            自分に染み付いてる
            ”汚れ” が
            近頃とてもよく見えると思える時がある。
            心が静まり返った時に そう思える時がある。


            一つずつ
            きれいに拭き取れる気が してくる。












            私の生と
            その他全ての この自然界に在る生の
            境目はなんだったか。

            いつからか
            どうして 境目を作ってしまっていたのか。







            私はこの universe のほんの一つで
            この universe は 紛れも無く 私だった。














            思い出せば

            全ては ここにあるんだろう。


            いつだってここに。









            この生を活かしてくれている身近な存在のあなたに
            ”ありがとう” を 言いたくなった。






         
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by flowerof_sun | 2007-05-13 01:07 | artに触れて・・  

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