グチャグチャの 一つまみ

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”継続”というものについて

近ごろ

考える時間・・・感じる部分が

実に多いのです






繰り返されてゆくものは

その一つ一つがとても小さいようで

何度も
何度も

繰り返され

それが普通になって
当たり前になって


沢山の人が同じことをして

何度も何度も
色んな所で繰り返され


ソレが
”今”を
当たり前に包み込む

”常識”

にさえ


なる










あぁ

これで 良かったか  ?


良かったか ?





”今” のあらゆる所が


考え直して

治して

創りなおさなきゃならないもので

溢れてるのを




マワリを見て

ジブンを見て


つくづく
感じるのです








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毎日毎日チャリンコで

大きくてきれいな公園の横を通りすぎます

君津中央公園



あたしが育った茅ヶ崎にも

きれいではないけれど
大きな公園があった

茅ヶ崎中央公園

懐かしいな
生活の一部 だったな




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家の目の前の畑の向こう側にも
だだっ広いグラウンドがあって
ブランコと、滑り台と、りんごブランコがあるだけ

金属・木製バットは使っちゃいけなかったけど
キャッチボールしたり
サッカーしたり
バトミントンしたり
もちろん、ブランコで遊んだり
シロツメクサ摘んだり
コウロギ捕まえたり
うちのハムスター野放しにしたり・・・

生活の一部 だったな




2,3分歩いた先のコンクリートの道は
とっても滑らかで
なだらかな坂で

ぼろぼろのローラースケートで遊んだり
ねだってねだってねだった甲斐あって手にした
ローラーブレードで遊んだり
いとこから貰った一輪車乗ったり
お兄ちゃんにスケボー乗らしてもらったり
自転車の後ろにつかまって滑ったり・・・






お兄ちゃんと
友達と

休みの日には、お父さんも加わって


夢中で遊んだな




暗くなって
ボールも近くまで飛んでこないと、見えないくらいになって

スケート乗りながら、流れる周りの景色が見えづらくなって

遠くにいるお兄ちゃんが、動く影のようにして見えて


感覚に任せて遊ぶ

夕暮れ時が好きだったな



だって、
もうすぐ帰らなきゃ、お母さんに怒られちゃう

だって、
もうすぐ帰らなきゃ、お腹が空いて死にそうだ



時間がない中

「あと一球」「あとワンシュート」「あと一周」・・・








家に帰ると

玄関にオレンジ色の明かりがついてて

玄関のドアは 鍵なんて閉まってなくて


「ただいまー!」って
勢いよくドア開けて

バタバタ家の中に入っていって

手洗って


揚げ物の匂いが
もう本当にお腹空きすぎて死にそうな気分にさせて


「おかーさんご飯ー??」 って。

「あと15分ー」 って言われたら

「え゙ぇー・・」 って不満そうな顔してみて



今度は居間(台所)の隣のおばあちゃんの6畳の和室で

お兄ちゃんと
風船でバレーボールして

おばあちゃんは
そんな騒がしいあたし達を、笑いながら見てて

そのうちに
お父さんが仕事から帰ってきて

お母さんに
「おとーさん帰ってきたよー!」って言われるんだけど

とりあえずそれ所じゃないから
「おとーさんおかえりーー!!」
って、叫ぶだけ叫んで

ハァハァ言いながら
ラリー続けるのに夢中で


気付いたら20分経ってて


「15分って言ったでしょー!ご飯よそいなさーい!」
って
お母さんに怒られて


「はーい!!」「おばあちゃんご飯だって♪」 って

風船ほっぽったまま
急いでご飯山盛りよそって

「早く食べたかったらテーブル拭くとか、
お茶碗やお箸出すとかしてちょうだいよ」
って
お母さんに突かれながら

「は~い」
って笑って誤魔化しながら返事して

もう

ご飯に夢中




途中お母さんが見てないうちに
おばあちゃんの食べてる
瓶詰めの魅力的な塩辛を一つだけねだって

おばあちゃんは小さいのを一つ、
あたしのごはんの上に乗っけてくれて

ウキウキしながら食べた瞬間
お母さんに見つかって

「こりゃっ」って少し睨まれて

「こんな、こんっなちっちゃいやつだよ!ほんとにちょっとだよ!」
って訴えて

”こういうものはもっと大きくなってから” って
きっと凄くしょっぱいから、よく分からないけど駄目なんだな、って
早く大人になりたいな、って思ったりして





今度はよそい過ぎたご飯が食べれなくて

「・・おかあさん、、お腹くるしい・・」 って
ご馳走様したい気持ちをアピールして


「ごはんはいいから、ほうれん草食べちゃいなさい。
一口だよーこんなの。ほら・・」

って
実は見逃してくれる事を期待してたほうれん草を
箸使いの上手なお母さんは全部一気に掴んで
あたしの口に運ぶ・・・


苦い苦い!
って顔して
なぜか鼻つまんで上向きながらもぐもぐ噛んで

もう味なんか分からなくて
一生懸命ごっくんして

いっぱいいっぱいな気持ちで
ごちそうさまを言うと


お母さんは
「えらーい!全部食べれたねぇ♪ えらいえらい♪」
って嬉しそうに

残ったごはんをお父さんのお茶碗の横にちょこんと置いて・・・



お父さんは
「えっ。。 うわ~ごはんいっぱいだぁ。うれひぃなぁ~。」
って
変な顔しながら あたしのごはんをわっさり取って口に運ぶ



あたしはソレを見て

けらけら笑ってたっけな



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ここ君津は

家族で暮らしている家庭が多い

子どもの数が多い



その割りには
公園で遊んでいる子達の数が少ない気がする

外で遊んでる
小学生くらいの子たちが少ない気がする

中学生が、部活の格好でサッカーしていたりはする
ひろーい公園に、2,3人

おじさんが時々、ロータリーでジョギングしてる
おばさんが時々、同じ場所でウォーキングしてる

よく、犬の散歩している人は、見かける



ブランコはなくて
驚くほどに立派な公衆トイレがあって

天気のいい週末には
若い夫婦と小さな子ども達が
遊びに来ている






集合住宅地をチャリンコでぶらぶらしても

夕方

外であまり子どもたちを見かけない




みんな何処で

何して遊んでるのだろう





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中央公園のすぐ近くに

君津中学校がある



先日

そこの中学三年生の女子生徒が
夕方に自宅近くで
36歳男性に刃物で刺された事件があった

”携帯電話の出会い系サイトで知り合って、何度か会っていた”
という記事もあった





翌日

学校の門前や周りに警備の人達や、教師が数人立っていた

父兄の方々がチラホラ
学校の中へ入っていってた









これでまた



夕暮れ時まで外で遊ぶ子ども達が減って


物騒だからと携帯電話をもつ小中学生が
増えるのだろうか







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それでもここは


街や都市では捨てられてきてしまったものが

まだまだ残ってる


あちらで”当たり前””普通”の称号を手にしたものたちが

まだあまり

根付いていないものが沢山ある



あちらで”良し”とされて
必死に追い求められてきている”上等なもの”たちが

こちらでは
あまり必要とされていない








ただ

こちらにとっての”普通”も

”普通”だから

当たり前に続けられているものだから

日々の生活だから

その良さを
力強く訴えるわけもない




少しずつ変化してゆく
”上等なもの”を手にしてゆくのも
日々、生活だから

その継続の結果結果が
ドコマデゆくのか

あまり
気に留めたりもしない



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どこもかしこも

お金の問題で持ちきり



原油価格
ガソリン、暫定税率
粉、チーズ、バター・・・
年金、高齢者の医療費

会社も店も家庭でも









付加価値を付けに付けていくのは
自分たちで


本当に価値あるもの達は
その価値に見合った値打ちを付けさせてもらえず
若しくは、見合った値段は”高い”とされ


或いは、その価値に気付かれないままか、
忘れ去られてか、
捨てられて放置されているものたちも沢山ある

・・もっともっと沢山あったはずなのに
他の”儲かるもの”に代えられて、失われてゆく




代わりのものが
”普通”になって
当たり前に、そこでお金が動いて
代わりのものが
”今”を陣取り

また更に代わりのものが現われ
また・・・












世界の
国の
地域の
家庭の


積み重ねてきた結果のものたちに

危機感を感じた頃


急いで”薬”を用意しようとする







その対策で
国の経済が豊かになる、としていいのかな


市と市が合併して
それで豊かになるのかな


生活をより”良く”と思って買ったそれらは
本当に生活を良くしたのかな


エコなものエコなものと
様々な製品があらゆるところで作られて
また、作られて、作られて

これは
”代わりのもの”とは
違う色をしてるのかな
違う匂いをしてるかな






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芸術は

とても高等なものの性質を

いつの未来にも

持っていて欲しい




恐らくは誰もが持ちうる

とても小さな小さな一点の風変わりな特性の

その感性を磨いて磨いて研ぎ澄まして


作品に触れる人間の
そこんとこに訴える


誰もが感動するわけではない

けれど感じる人には強烈な・・・・










自然の美は


もっともっと
大きくて広い部分に訴える

誰もが
感動できるものだと思う



だのにそれを感じない日々が続けば
その素晴らしさは
知識になってゆく


どこか遠くの自然の豊かな場所に行くと感じられるもの、と

”バカンス”の時間を買って
感じにゆく








どうして大きく広い部分に訴えるのか・・・

だって人は
自然の一部だもの









竹篭しょって畑から家路につく おばあちゃんの背
とても低いところに
地面に向かって
とろけてゆくジュクジュクの大きな夕陽




元気になろうと病院へ行ったっきり
寝たきりになってゆくおばあちゃん達も

何か何処かが違えば、あの半熟卵の温かさを
背中で感じながら、お家に帰れたのかな
生のエネルギー、もらえたのかな



東京のネオンに日々照らされている人たちは
あの夕陽より
街の明かりの方が、落ち着くのかな

ここでは何も払わなくても見れる明かりだけれど
都心なら
一体いくつのビルを壊さなきゃいけないかな
いくつ壊したら
地面にとろける夕陽が見れるかな

数回見るだけなら
ネオンの方が安価だな












棚田っていう
あまりに美しいダムがあって

水も
水面に映る他の自然も
四季の移り変わりも
小さな虫たちも
もちろん
米の小さな花や稲穂も
棚田のその姿も

あまりに美しいもので



もちろん、山もダムなのだけれど





あぁぜんぶ
揃ってて

廻ってる











”ダム”というものを
一生懸命作って作って
水を溜めて

上水道も整備して
家庭では浄水機を取り付けて






美は

どこへ行ったのだろう











水を引かれたばかりの水田で
おじちゃんが一生懸命仕事してる


とても気持ちのいい光景


ここには
大きくて
広い意味での”価値”がある


大事なものを
消費者は
支えなきゃな




粉が高くて
石油が高くて
袋詰めされたパンや
パスタや
色んなものが高くて


ここでは
そこまで困る話じゃない










美は

環の中にあって

環を創るものなんだろうな






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仕事の帰り道

信号待ち

犬の散歩中の女性と
もう1人、買い物袋を持った女性が立ち話をしてた




「あらぁ、今日はとっても暖かそうなお洋服着て。
可愛らしいねぇ。」 と

その小型犬を見て、買い物帰りの女性


「昨日、今日と寒いでしょう。
可愛そうだと思って、風邪引かないようにね。」

笑って飼い主さん






あの立派な服を着せられた犬を見たら

着る物が無くて不自由している人たちは

何を思うのだろう


例えば自然災害か
異常気象で寒さの厳しい冬が続く時代が来て
もし生き延びたなら
彼らの体には、
犬のように長くて暖かい体毛が生えているのだろうか



対して

あの犬のように
立派な服を着せられた犬達は
いつしかみんな
毛のない品種に変わってゆくのだろうか







・・・なんて

なんとなしに

ぼーっと聞いてた会話に

ぼーっと

そんな絵が

頭に浮かんでて



その滑稽さに笑えて



笑った瞬間

信号が青に変わってるのに
気付いた





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黄色は大概軽視されて

赤はただ
待ってるだけで

この決まりさえ守っていれば
問題ないから



いつも青ばかりを思うのみ

まだかまだか、って

必ず青は
当たり前に来るから

いつも当たり前に
青は来ると思ってるから




その意識は
普通










青が来るのか

疑ってみたり



”信号機”そのものの無い世界を

想像してみたり








あたし自身に


手放さなきゃならない”普通”と

取り込んで繰り返して”普通”にしたいものが

とてもとても沢山ある







頭ん中に飛び込んでくる
色んなグチャグチャは
繋がって繋がって膨大で

だからいつも
グチャグチャ


ほんの一つまみでも
今日みたいに時間のある夜には

グチャグチャのまんまでも
お外に出してみる








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by flowerof_sun | 2008-05-12 22:07 | ポツリ。  

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