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流れて消えてゆけたなら

空の青は 

水彩のように瑞々しく



浮きでた白の色は 

滑らかにどこまでも広がっている



隣の緑は

それらにとても映えて生き生きと輝きを放つ






心地よい風が

キンモクセイの香りを乗せ

私の頬に優しくあたる




だんだんと私を

淡い橙の色に染めてゆく









冷たい空気が全身を巡り

とても軽い





もう少しで

この風と同じものに

なれそうな気がするのにな





さらさらと流れて消えてしまえたなら


きらきらと輝けそうな気がするのにな





つまらない欲も下心も何も知らず

ただただこの風と

同じものになれたなら





さらさらと流れて消えて




街にも

山にも

海にも

あなたの所にも





ただほんのり この色を残して



さらさらと吹き抜けてゆくのにな

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by flowerof_sun | 2006-10-15 21:21 | ポツリ。